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住宅金融支援機構(東京都文京区)が
民間金融機関と提供するフラット35の
2018年7月の適用金利が発表されました。
◆融資率9割以下で返済期間が21年以上35年以下の
主力タイプの金利幅は…
1.34%(前月より-0.03%)~2.01%
と、今月は金利を引き下げました。
0.03%と金利の下降は、7か月ぶりに
フラット35史上低金利となり、
魅力的なサービスを提供中です。
◆融資率9割以下で返済期間が20年以下の金利幅は以下の通りです。
1.29%(前月より-0.02%)~1.96%
と、中期に関しても金利を引き下げました。
◆融資率が9割超で返済期間が21年から35年以下のタイプの金利幅は…
1.78%~2.45%
◆融資率9割超で返済期間が20年以下のタイプの金利幅は…
1.73%~2.40%
以上のようになっています。
今月のフラット35は、
全てのタイプで金利を引き下げました。
他の金融機関が、金利を引き下げる中
フラット35に関しても同様に
金利を引き下げました。
0.02%~0.03%との引き下げなので、
他の金融機関に比べ大幅に金利を引き下げました。
そして、7ケ月ぶりに
フラット35の歴史的低金利に並びましたので
やはり今の時期が大きなチャンスといえます。
今月の住宅ローンの動向は、
多くの金融機関が、
変動・短期固定・中期固定金利を
据え置くか一部引き下げています。
日本国債の金利は
この1ヶ月でむしろ低下しており、
この長期金利の上昇は、
金融機関が将来の金利上昇を視野に入れ、
金利を見直したという説明が最も適切でしょう。
本年度後半の金利上昇を予想していますが、
それまではまだ今月の様に金利が
低下する局面がありそうです。
特に世界経済が不安定になると、
米国債を中心に、株が売られ、
債券が買われる傾向があることから、
今後も世界経済の動向には注意が必要です。
また日銀の政策には明らかに行き詰まり感があり、
次の一手が見えません。
もし何か動きがあるにせよ、
金利をさらに引き下げるのは難しく、
むしろ金利が上昇するリスクのほうが高いでしょう。
2019年の消費税増税を控え、
これから夏にかけて住宅市場が
さらに盛り上がっていくことを考えると、
7月は大きなチャンスの月になる可能性が高いでしょう。
また住宅ローン金利がたとえ低下したとして、
住宅価格が上昇してしまっては意味がありません。
現在は住宅市況も停滞しており、
新築にせよ中古にせよ、
住宅購入を検討する好機であることは
間違いありません。
そろそろマイホームを購入したいと考えている方は、
物件探しに手を抜かず、
希望する物件が見つかったら
早めに動くことが大切です。
多少の物件価格の差であれば、
金利が低い住宅ローンを賢く選び、
繰上げ返済を活用すれば、
無理なく返済できるケースも少なくありません。
今後もこのような情報も参考に、
自分に合った住宅ローンを見つけましょう。
そして
今後の不透明な金利状況の可能性を考えると、
フラット35は、借入時から完済時まで
全期間固定型の住宅ローン商品なので、
今借り入れた方は35年後の完済時まで
ずっと低金利の恩恵を受けられる…
というメリットがあります。
いくら借入時の金利がいくら低くても、
何年後かには住宅ローンの返済に追われる生活…
そうなってしまっては元も子もありません。
目先の数字にとらわれず、
しっかりとそれぞれの住宅ローン商品の
メリット/デメリットを理解し、
家族のライフプランに合った住宅ローンを
選択しましょう!!
【フラット35】の利用を予定している方、
住宅ローンの新規利用・借り換えをお考えの方など、
いずれにしても、
早めに行動へ移すことをお勧めします!!
最後に、
2018年7月の住宅ローン金利も、
過去最低水準で推移していることに
変わりはありません。
現在購入を検討している方はもちろん、
住宅ローンを借り換えのタイミングを
見極めているという方にとって、
金利が落ち着いている今は
検討する価値があるます。
住宅ローン金利が最低水準にある、
この機会を見逃さないようにしましょう。