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ゴールからプロセスを考える

チーフアドバイザー 宮里 將博 自己紹介へ

こんにちは。

チーフアドバイザーの宮里です。

今日のテーマは「正しい予算設定の大切さ」についてです。

 

 

土地にお金をかけ過ぎないためには、

資金計画によって

土地や建物などの予算が決まった後、

土地探しをする前に、

住みたいエリアの土地の広さに合わせて、

どんな家が建てられるのかと、

どんな家にしたいのかを、

先にイメージしておくことが大切です。

 

あらかじめ自分たちの予算と要望で、

一体どれくらいの家が建つのかが分かれば、

探す土地の広さも明確になるからです。

 

そして、これが結果的に、

外構工事にかかる予算をも

最小限に抑える要素となります。

 

 

例えば、あなたの予算で買うことが出来る

住みたいエリアの平均的な土地の広さが、

50坪〜60坪だとしたら、

あなたはどんな家をイメージするでしょうか?

 

そして、あなたが家と庭にかけられる予算が

合わせて税込2000万円だとしたら、

どんな家と庭をイメージし、

それぞれにいくらずつ予算を配分するでしょうか?

 

逆算して考えていく

 

この場合、この土地には、

2階建てを建てることも出来れば

平屋を建てることも出来ます。

 

そして、2階建てにするか平屋にするかで、

外構工事の予算が違ってきます。

土地の余白が違ってくるからです。

 

また、どんな間取りの家にするかでも、

外構工事の予算は違ってきます。

弊社のような一見窓が少ない家にするのと、

窓がたくさんある家にするのとでは、

塀や目隠しや植栽にかかる費用が、

けっこう違ってくるからです。

 

これを数字に直してみると、

→窓がたくさんある2階建ての家

=家1800万円+外構200万円

→窓が少ない平屋の家

=1900万円+外構100万円

といった感じですね。

 

そして、これをもとに、

それぞれどんな家が建てられるかを

考えてみると、、、

 

→税込1800万円で建てられる

窓がたくさんある2階建ての家

=延床28坪の2階建て↓

1階(28帖):LDK16帖+タタミコーナー3帖

+水回り5帖+玄関・ホール2帖+階段2帖

2階(28帖):寝室&W.I.C9帖+階段2帖

+子供部屋7帖×2+トイレ1帖+廊下2帖

 

→税込1900万円で建てられる

窓が少ない平屋の家

=延床25坪+中庭3坪の平屋↓

1階(56帖):LDK16帖+タタミコーナー3帖

+水回り6帖+玄関・ホール2帖+中庭6帖

+寝室&W.I.C9帖+子供部屋7帖×2

 

となるのですが、

この2つを見比べてみていかがでしょうか?

 

平屋の方がいいと思いませんか?

2階建てと全く同じ

部屋数と部屋の広さが確保出来つつ、

これらが全て同じフロアにあるわけですからね。

 

水回りに至っては、

平屋の方がゆったりしていますし、

これに加えて中庭まであるので、

開放感も暮らしやすさも

確実にこっちの方が上でしょうしね。

 

そして、平屋を建てたいなとなれば、

この広さに合わせて土地を探せばいいんですよね。

この場合なら55坪を目安として探す、

という感じです。

 

いくら価格が安いからといっても、

無駄に広い土地にしてしまうと、

外構工事の予算が狂ってしまい、

結局、家を小さくせざるを

得なくなってしまうわけですしね。

 

また、坪単価が高い土地を選んでしまうと、

土地を小さくせざるを得なくなり、

結果、家を小さくせざるを得なくなるか、

平屋が無理となれば、

2階建てにせざるを得なくなり、

階段や廊下などの余分なスペースに面積を奪われ、

家が狭苦しくなってしまいます。

 

このように家づくりは、

土地・建物・外構の3つが密接に関連しているため、

全てを同時に考えながら予算を組み、

進めていかないといけません。

 

そして、このような進め方で家づくりが出来れば、

無理のない予算で、

住みやすい素敵な住まいをつくることが出来ます。

 

ということで、

これを参考にしていただき、

間違った予算設定と、

間違った家づくりの進め方をしないように

気をつけていただければと思います。

 

それでは、、、

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