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「外壁材の種類と特徴&選び方のポイント」
今回の家づくりの基礎知識は外壁材についてです
外壁材は住まいの印象を左右し、 周囲の街並みにも影響を与えるものです。 もちろん、雨風や雪、火災、紫外線などから建物を守り 住まいの寿命にも関わる重要な建材なので 対候性や耐水性、耐火性、耐久性などに 充分配慮して選ぶことが大切です。 |
一戸建てに用いられる外壁材は乾式工法と湿式工法に分類されます。
一般的な住宅では湿式工法に比べ工期が短く施工性が高い
サイディングなどの乾式工法を用いるケースが多くなっています。
一般的な戸建住宅に用いられる主な外壁材は
サイディング(ボード)、モルタル・塗壁、タイル、ALC
などがあります。
★サイディング
窯業系、金属系、樹脂系、木質系に分類される。
耐火性や耐久性に優れている外壁材で、
現在多く用いられているのがサイディングです。
品質が均一で比較的低価格な商品から性能が高い高価な商品まで
バリエーションが豊富なのが特徴です。
★モルタル・塗壁
モルタルはセメントと砂、混和剤を混ぜ水を加えて練ったモルタルを下地に
樹脂系の素材などを塗装する方法です。
また、最近は健康住宅への関心の高まりや環境への配慮から
漆喰など自然素材の塗壁も注目されています。
★タイル
粘土を主原料に各種の鉱物を混ぜて板状に形成し焼成したものです。
色落ちや劣化の心配も少ないのが特徴で、
外壁だけでなく床や内装にも用いられるお馴染みの素材です。
汚れがつきにくく色落ちや劣化の心配も少ないため
メンテナンスがほとんど必要ないことも魅力です。
★ACL(パネル)
軽量気泡コンクリートの一種で、
軽量で耐久性が高く加工が簡単という特徴があります。
まとめ
対候性や耐久性などに配慮してショールームで実物を確認しましょう。
外壁材は、建築するエリアや地域特性、構造や予算などに大きく関係する建材なので
早めに設計担当と相談することが必要です。
外壁だけに限りませんが、 住まいは施工が完了すれば終わりではありません。
特に外壁は住まいの性能にも大きく関わるため
日々のお手入れ方法や定期的な点検方法、メンテナンス費用、保証など
事前に確認し長期的な視野で選ぶことが重要です。