スタッフブログ

合理的で正しい家づくりの流れ

代表取締役 永田 勝健 自己紹介へ
2023/11/10(金) 家づくりのこと

自己所有の住まいを持てば日常がより豊かになるでしょうし、 

子供たちを育てるのに申し分のない環境を手に入れることが出来ます。 

ゆえ、マイホームを持つことはとっても素晴らしいことなのですが、 

どっこい豊かな暮らしに欠かせない経済面をないがしろにしたような 

持ち方は絶対にすべきじゃないというのが僕の持論です。 

 

そんなわけで今回は、 

経済面をないがしろにせずにマイホームを持つために、 

家を建てようと思ったら、 

何をどのようにどういった順番で進めていけばいいのかについて 

時系列でお伝えさせていただきたいと思います。 

 

(1)お金の預け先を見直す 

 

まずやるべきことは、 

家の予算を考える前にお金の預け先を見直すことです。 

 

つまり、住宅ローン金利の中には 

掛け捨ての生命保険の掛け金も含まれているので、 

(団体信用生命保険に加入するので) 

これを機に現在の生命保険を見直すこと、 

そして貯蓄の手段を学資保険や銀行ではなく 

つみたてNISAを利用しつつ長期積立投資にすること、  

これが最初にしていただくことですね。 

 

かつ、長期積立投資の資金は社会保険料のごとく 

強制的に天引きされるようなものだと自分に言い聞かせて、 

やめることなく今後ずっと掛け続けていってください。 

 

(2)家の予算を計画する 

 

この見直しの目処が立った上で、 

初めて家の予算について具体的に考えていきます。 

 

そして、その順番としては、 

まずは毎月の返済額を基準に銀行から借り入れする額を決めること。 

続いて、これに自己資金(貯金・贈与)を合わせて家づくりの総予算を出すこと。 

そこから家・土地・庭以外にかかる全ての経費を差し引くこと。 

その上で、土地・家・庭にいくらずつ 

予算を振り分けることが出来るかを算出すること。 

といった流れですね。 

 

こうすることによって、自らの土地予算がいくらなのか? 

その予算だと、どんな土地を買うべきなのか? 

あるいは土地を買わずに実家の余った土地を使うべきなのか? 

自らの家の予算がいくらなのか? 

その予算だと、どれくらいの広さの家にすべきなのか? 

その予算で家を建てるためには、何を優先し何に妥協すべきなのか? 

といったことが具体的に見えてくるようになります。 

 

(3・4)土地を探す&プラン・見積もりをする 

 

そして、土地にかけるべき予算と 

自分がどんな家が建てたいか? 

その予算でどんな家が建てられるか? 

その家を建てるためには土地の広さはどれくらいにすべきか? 

などが分かったら土地を探していきます。 

 

そして、土地が見つかった場合すぐに契約をするのではなく、 

出来れば契約をする前にその土地に合わせてプランを描いてもらうべきです。 

その土地に理想的な家が建つかどうか分からないまま 

土地を買うのはリスクが高いからです。 

 

なので、まずはプランをし、 

その土地に納得のいく家が建つことが分かってから、 

かつ、その家が予算内で収まり資金的にも問題ないことを確認してから 

土地の契約に進むようにしてください。 

 

(5)土地&家の契約をする 

 

以上のプロセスを経た上で土地や家の契約をするのが理想的な流れです。 

つまり、家づくりでは、 

土地と家の契約はほぼ同時のタイミングでするのがベストな流れだ 

ということを理解しておいてください。 

 

これで暮らし面でも経済面でも、 

安心しながらこれからずっと暮らし続けられると思います。 

家を持ちながらも、子供たちの大学進学に備えた準備も出来れば、 

自分たちの老後に備えた準備も出来るわけですからね。 

 

6)太陽光発電の設置の可否をデータをもとに判断する 

 

そして、家の契約後に必ずやってもらいたいことが、 

太陽光発電を設置するかどうかを、データをもとに判断するということです。 

 

もちろん、これに関しては 

どんな家を建てるのかと立地条件によって異なるのですが、 

周りの意見や先入観にとらわれず、 

データ(数字)をもとに判断してもらえたらと思います。 

 

死ぬまでずっと払い続ける電気料金だからこそ、 

設置したかしなかったかで 

住宅ローンの金利差なんて比じゃないぐらい経済的に差が生じるので、 

その点を忘れないようにして下さい。 

 

以上が、僕が個人的に推奨している家づくりの進め方です。 

というわけで、うちで家を建てるか否かにかかわらず、 

暮らしの豊かさと経済的な豊かさを同時に手に入れるために、 

ぜひこの流れを参考にしてもらえたらと思います。 

 

それでは、、、 

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