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維持費がかからずメンテナンスが簡単な家
家は建てた後、 必ずメンテナンスをしなくてはなりません。 それは木造とか鉄骨造といった構造とも、 建築費をいかにかけたかと いったこととも関係ありません。 車を買っても、洗車したり、 消耗品を交換したり、 車検が必要なことと同じだと 考えればいいでしょう。 では、必ずメンテナンスを しなければならないとしたら、 できるだけメンテナンスがしやすく、 その費用が安くすむ家だと、 いい家だということになります。 どのようにすれば維持費が安く、 簡単な家になるのかお伝えします。 |
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♦メンテナンスの回数が少なくなる工夫を♦
まず、簡単メンテナンスのためには、
できるだけメンテナンスの回数が少なくてすむ
素材や施工方法を選ぶようにしましょう。
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住宅の外壁を例にとって説明します。 外壁はサイディングであっても、 モルタルであっても いずれは再塗装をしなければなりません。 外壁材として人気の高いサイディングの場合は、 種類によって7~15年での再塗装が 必要だといわれています。 また、一般的なサイディングを施工する場合は、 サイディングとサイディングのつなぎ目を コーキングという充填剤で施工しますが、 このコーキングの耐用年数は、 種類によっても違うものの5~15年です。 また、形状と施工方法の工夫により、 コーキング剤不要のサイディングもあります。 タイルなど無機質の外装材の中には 再塗装しなくてもよいものがありますが、 コーキングを使用していれば、 コーキングの補修は必要です。 外壁のメンテナンスには 足場をかける必要があり、 この足場の費用が意外にかかります。 よって、再塗装とコーキングの補修は できるだけ一度にすませたほうが メンテナンスひようを安く抑えること につながります。 このように、住宅の部材を選ぶときは、 耐用年数を確認した上で、 将来のメンテナンスも視野に入れて 選ぶことが大切です。 |
♦素材もデザインもロングセラーを採用する♦ 長く暮らせる家の条件として、 耐久性が高いことはもちろんですが、 忘れてならないのは住み続けたいと 思える家だということです。 いつまでも 住み続けたいという気持ちがあれば メンテナンスをしながら 住み続けていけるはずです。 そのためには、建築後数年で古くささを 感じるような流行もののではなく、 ロングセラーデザインを取り入れたり、 長く愛されている製品を 採用したほうがいいのです。
アメリカの住宅に用いられている玄関ドアを 例にあげますと 20年以上前に建てられた家の玄関ドアと 今新築されてる玄関ドアは、 デザインもサイズも変わっていないのです。 長く流通している製品を選べば、 飽きもこないでしょうし サイズが変わっていなければ、 将来交換する必要があったときにも 最小限の費用ですみます。 外観デザインについても同じことがいえます。 長く変わらないデザインを採用していれば、 街並みから浮くこともなく、 築年数を意識せずにいられるでしょう。
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まだまだ続きます…