スタッフブログ
こんにちは!じめじめとした日々が続きますね。
早く梅雨が明けてほしい!と
毎年思うことは変わりません。
さて今日は、気温と感情の関係についてです♪
殺人の動機は「太陽が眩しかったから」 (カミュ『異邦人』)
これは小説ですが、暑くていらいらしてしまう人はたくさんいるそうです。
なぜ、暑いといらいらしてしまうのでしょうか?
そにのメカニズムと対処法を心理学からご紹介します。
猛暑が心に与える影響
心理学の研究によれば、気温が高くなると人は活動的になります。
ところが、気温が高くなりすぎると、パフォーマンスが下がります。
暑いと感じれば、仕事も勉強もはかどらないでしょう。
暑すぎる状態は、体にとって危険な状態です。
そうすると、体はなんとか体温を下げようと努力します。
その結果、他の活動が鈍くなるのです。
私達が、体温を下げることに手間とエネルギーを使ってしまえば
肝心の仕事や勉強が順調に進まなくなります。
暑さ、そして高い湿度は、集中力を低下させ、眠気をもたらします。
意欲が下がりすっきりしない気分のまま、仕事や勉強をしなくてはならないと思えば、
いらいらも募るでしょう。夜も暑く寝不足になれば、なおさらです。
いらいらは物事が思い通りにならない時の感情です。
気温が高くなると攻撃的になるという研究結果もあります。
日照時間が長くなると、楽観的になり、不安が下がるという研究もあるそうです。
暑くなると、心拍数が上がるなどからだは覚醒状態は高まりますが、
脳の働きは鈍くなり認知機能が下がり、意欲は減退します。
対人心理学の研究によれば、心地よい環境で人と会うと
そのひとのことを好ましく感じます。
一方、不快な環境で人と会うと、その人のことを好ましく思えません。
暑さが心に与える悪影響は、28度程度からあらわれるそうですが、
30度を超え、さらに32度を超えると強くあらわれます。
個人差もあるそうですが、暑くて短気になってしまうと
自覚できる人は注意しましょう。暑くていらいらしてしまったときは
冷たい飲み物が効果的だそうです。冷たい飲み物の取りすぎは
身体によくありませんが、ちょっとあつくていらいらするなぁというときは
ぜひ試してみてくださいね。猛暑は私達の体だけではなく心にも攻撃してきます。
お互いに楽しい夏を過ごしたいですね。
それではまた☆
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