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白をベースにする理由とその合わせ技

代表取締役 永田 勝健 自己紹介へ
2024/06/05(水) 家づくりのこと

「白」という色は、

「熱を吸収しにくい」ことと

「光を反射しやすい」という

特徴を持っていることから、

弊社では「白」を外壁と内装の

メインカラーとして使用しています。

 

熱を吸収しにくい「白」を外壁に使えば、

家の中が暑くなりくいし、

光を反射しやすい「白」を室内と天井に使えば、

光が家全体に拡散しやすく家が明るくなりやすいからです。

 

とはいえ、ただ単に「白」を外壁に使えば

それだけで快適性が増すわけではなく、

それに加えて良い断熱材を使うという合わせ技が大事なように、

室内とて、ただ単に「白」をメインに使えばそれだけで

家が明るくなるわけではないので、

今回は、どんな土地でも明るい家を実現するための

合わせ技についてお伝えしつつ、

最後に内装を「白」でまとめている

もう1つの理由についてお伝えしていきたいと思います。

 

では、まずはどんな土地でも 

明るい家を実現するための 

合わせ技についてから。 

 

✔️カーテンがいらない家にする 

 

壁や天井で光を拡散するためには、 

そもそも家の中に光を入れないといけません。 

ゆえ、窓をつくるわけですが、 

設計の時に熟考しないといけないのが 

この窓のつくり方です。 

 

というのも、闇雲に窓をたくさんつくっても 

カーテンがセットになって 

ひっついてくるような窓ばかりでは、 

充分な光が家の中に入ってこないからです。 

 

ゆえ、弊社では基本カーテンがいらない窓しか 

つくらないようにしているのですが、 

この合わせ技をやった結果、 

たっぷりと室内に光が入ってくると同時に、 

窓の数が減りその分コストが削減出来るし、 

さらにカーテンもいらないので、 

もっとコストを削減することが出来ます。 

 

また昼間から照明をつける必要もなくなるので、 

高騰していく電気代も削減することが出来ます。 

(曇りの日でも必要ないレベルです) 

 

✔️ハイサッシを使う 

 

そして、窓に関するもう1つの工夫は、 

光をたっぷりと採り込みたい窓は 

天井まで高さがあるサイズのものを使うということです。 

 

つまり、一般的に使われている 

窓の高さは2mですが、 

2mは使わず天井と同じ高さの 

2m40cmを使うということですね。 

 

わずかこれだけのことですが、 

これだけでも窓から入ってくる 

光の量が格段に変わります。 

 

というわけで、 

カーテンがいらない窓にしつつ 

メインで光を入れる窓をハイサッシにする、 

という合わせ技をすることで、 

「白」による光の拡散効果を 

最大限に高めているというわけですね。 

 

では最後に、 

「白」を内装のメインカラーとして使っている理由、 

もっと言うと内装をシンプルにしている理由について 

お伝えしていきたいと思います。 

 

✔️内装をシンプルにする理由 

 

それは、いざ生活しだすと、 

家の中がたくさんの色で氾濫することになるからです。 

 

つまり、ただでさえ 

いろんな色で氾濫することになるのに、 

その下地となる内装にまで 

色をたくさん使い過ぎてしまうと、 

家の中がゴチャゴチャし過ぎて 

リラックスした状態で 

過ごしにくくなってしまうからですね。 

 

ゆえ、弊社では 

基本壁と天井の色を「白」にすると共に、 

室内ドアの色も「白」にし、 

かつ、そのほかの様々な部材も 

「白」にしているというわけですね。 

 

いわば、家具や雑貨、そして生活用品などが 

そこに加わることを前提として 

家をコーディネイトしているという感じでしょうか。 

 

確かに、白を基調とした 

色をほとんど使っていない室内は、 

なんだか病院を連想させそうだし、 

味気なく物足りない感じがしてしまうかもしれません。 

 

しかし、大切なことは、 

全てのアイテムが揃った時、 

その空間がどうなるかじゃないかな? 

と個人的には思っています。 

 

なので、これから家を建てようとお考えの方は、 

こういった考え方があることも 

ぜひ知っておいていただければと思います。 

 

それでは、、、 

 

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