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こんにちは♪
今日は「そば湯」の豆知識です。
「そば湯」はあるのに「うどん湯」はないのはなぜ?
そば湯は、江戸時代にそばを食べてもおなかを壊さないためのもの。
江戸時代、「そば」は消化不良でおなかを壊す問題があった。
そばは主食ではなく、農作物が採れなかった時の非常食としてしかたなく食べられていた。
しかし、信州(長野県)では、大勢の人が主食として食べていた。
ある時、江戸の旅人が信州に訪れた際に、人々が主食として食べている「そば」を食べて
やはりおなかを壊したが、「そば湯」を飲むことで痛みがなくなった。
その不思議な体験を『蕎麦全書』という本に執筆して世の中に広まった。
そもそも、昔のそばは作り方に問題があった。
現在では硬い殻に覆われた「そばの実」を石臼や機械等で細かくすりつぶし
その後ザルでこすことで殻を取り除いた「そば粉」で作っている。
しかし、江戸時代は「そばの実」は杵で叩いて潰していた。
そのため「そばの実」を細かくすり潰せなかった。さらにザルでこすこともしていなかったため
そばのなかに殻が多く混ざっていた。その殻が原因でおなかを壊す人が多かったのだ。
現在は正麺技術も発達したため、「そば湯」がなくても胃もたれすることはない。
実はそば湯でなくても、そばを食べた後に温かいものを飲めば
胃の消化活動が促され、胃もたれしない。
それではまた(*^^*)
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