スタッフブログ
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住宅金融支援機構(東京都文京区)が
民間金融機関と提供するフラット35の
2018年10月の適用金利が発表されました。
◆融資率9割以下で返済期間が21年以上35年以下の
主力タイプの金利幅は…
1.41%(前月より+0.02%)~2.07%
と、今月も金利を引き上げました。
金利は引き上げましたが、
まだまだフラット35史上低金利の状態ですので、
魅力的なサービスを提供中です。
◆融資率9割以下で返済期間が20年以下の金利幅は以下の通りです。
1.33%(前月より+0.02%)~1.99%
と、中期に関しても引き上げました。
◆融資率が9割超で返済期間が21年から35年以下のタイプの金利幅は…
1.85%~2.51%
◆融資率9割超で返済期間が20年以下のタイプの金利幅は…
1.77%~2.43%
以上のようになっています。
今月もフラット35は、
全てのタイプで金利を引き上げました。
メガバンク、ネットバンクなど、他の金融機関が、
中期固定、長期固定の金利を引き上げるのと同じく
フラット35も金利を引き上げました。
引き上げたといってもまだまだ
歴史的低金利になっておりますので、
魅力的なサービスを提供中です。
今月の金利の引き上げは、
0.02%と若干でしたが、
2か月連続でしたので、少し気になります。
今後のフラット35の動向に
注目しましょう。
今月の住宅ローンの全体的な動向は、
メガバンク、ネット銀行、信託銀行、
フラット35関係なく、
ほぼ全ての金融機関が変動金利を据え置く一方で、
固定金利に関してはわずかながら引き上げています。
今回の金利引き上げの要因は、
米国の長期金利が上昇し、
10年物国債の金利が3%に上がりました。
この動きに同調し、 世界中の国債の金利が上昇しており、 日本の国債も売られ、 金利が高止まりしているからと考えられます。
そして、今後の予想ですが、 これから年末にかけて、 さらに金利が上がる可能性があると考えています。 |
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その理由は日銀が容認している
10年物国債の金利水準にまだ達しておらず
まだ金利上昇の余地があるからです。
日銀は、0.2%まで、容認しておりますが、
現在まで、金利は0.13%となり、
まだ、0.07%引きあがる可能性があります。
2019年の消費税増税前に
住宅の購入を検討されている方は、
今後の住宅ローン金利の動向に
十分な注意を払いましょう。
ちなみに住宅ローン金利が上昇するその一方で
土地の価格に関しては、この金利状況が続けば、
下落する可能性が高いと考えています。
理由は住宅ローン金利が上昇すると、
総返済額が膨らむため、住宅を購入できる方が減り、
物件や土地の価格を落とさざるを得なくなるからです。
その兆候はすでに出てきており、
今後も住宅ローン金利と土地の価格には
注視する必要があるでしょう。
現在購入を検討している方はもちろん、
借り換えのタイミングを見極めているという方は、
住宅ローン金利がどんどん下がる局面は
もう来ないと考えるべきです。
すでに物件を購入している方で、
短期固定金利を利用している方は、
できるだけ早いタイミングで
長期固定金利に借り換えることをおすすめします。
物件購入を検討している方は、
良い物件があるなら、金利が上がる前に購入し、
住宅ローンを組むのも選択肢の一つです。
住宅購入は、買いたいと思った時が買い時です。
物件探しの過程で希望する物件が見つかったら場合、
本当に買いたいかどうかをしっかり考え、
欲しいと思うなら購入することをおすすめします。
その理由は、多少の金額の大小は、
自身の収入アップと住宅ローン選びで
何とかなるからです。
そして
今後の不透明な金利状況の可能性を考えると、
フラット35は、借入時から完済時まで
全期間固定型の住宅ローン商品なので、
今借り入れた方は35年後の完済時まで
ずっと低金利の恩恵を受けられる…
というメリットがあります。
いくら借入時の金利がいくら低くても、
何年後かには住宅ローンの返済に追われる生活…
そうなってしまっては元も子もありません。
目先の数字にとらわれず、
しっかりとそれぞれの住宅ローン商品の
メリット/デメリットを理解し、
家族のライフプランに合った住宅ローンを
選択しましょう!!
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